清里の春、夏、秋、冬それぞれの季節の魅力を盛り込んだ、素朴な美味しさのケーキ作りを目指しております。
清里は標高1200mの高原にあるため、春といっても、桜もチューリップも、花はみなゴールデンウィークの直前にやっと咲き始めます。花苗を植えるにしても、この頃まで待っていないと、うっかりすると霜にやられてしまいます。5月に入って、いっせいに緑が豊かになり鮮やかな色の花々が咲き始めます。この頃が一年の中でも清里の一番良い季節かもしれません。5月の中旬から6月にかけての新緑の八ヶ岳にも、是非お越しください。
京急デパート出店
毎年、4月中旬に一週間、横浜市の京急百貨店(上大岡駅)の催事<全国うまいもの会>に出店しています。キッシュ、りんごのシュトルーデル、ベイクドチーズケーキなど、冬の間に焼いてすぐに冷凍しておいたものを販売します。首都圏の皆様、是非お立寄りください。
夏の清里高原はクーラーを使わなくても、自然な風でさわやかに過ごせる高原です。萌木の村では7月後半から8月中旬までの間の2週間、「清里フィールドバレエ」が開催されます。夜7時からの野外バレエコンサートです。野外ですので、月の光や星々、霧、時には雨に見舞われることもありますが、幻想的な素晴らしい舞台を御覧になれます。
この時期の果物は、山梨特産の桃です。もちろん新鮮なものはそのままでも美味ですが、キャロルではこの時季、やさしい味の桃のショートケーキをご用意しています。
10月になると諏訪湖近くの笠原リンゴ園に紅玉を大量に仕入れに行きます。低農薬であり、収穫一月前からは農薬散布をしないということなので、安心して食べられます。布巾で磨くと白雪姫のりんごのようにひかり輝きます。
この密入り紅玉りんごを、パイ生地で丸ごと包んで焼いたものがアップルダンプリングです。芯をくり抜いた中にはバター、黒砂糖、シナモンを入れ、焼いているうちにじわじわと果汁が流れ出てきます。あるいは、りんごは櫛切りにし、砂糖とシナモンスティックと一緒に鍋に入れて煮ます。パイ生地をうす〜く延ばして、煮りんごを包んで焼いたものが、ドイツ風アップルパイのりんごのシュトルーデルです。
同じ時期には洋梨も食べ頃を迎えます。そのままでも充分美味しい果実を、贅沢にコンポートにして洋梨のタルトに仕上げたり、スポンジに織り込んで洋梨のショートケーキにします。
京急デパート出店
今年は12月にも、横浜市の京急デパート上大岡店に出店することになりました。冷凍されたキッシュやベイクドチーズケーキに加えて、秋の風味をパイ生地に包み込んだりんごのシュトルーデルなどをお届けします。首都圏の皆様、是非お立寄りください。
山麓の清里の冬は非常に寒く、1〜3月はとてもひっそりとしています。2月には「寒いほどお得フェア」というイベントを行っており、氷点下5度以下の日に萌木の村に来て頂いたお客様には、特定のメニューについては50%オフとなります。外では吐く息も凍り付きますが、ストーブの暖かい室内で湯気立つお茶とケーキをゆっくりお楽しみ下さい。クリスマスシーズンにはキャロル特製のクリスマスクッキーや、クリスマスケーキの配達もしております。
こうして八ヶ岳南麓の四季を感じながら、キャロルの一年は過ぎていきます…